ツワード管理人の日記

ツワードは、ツイッターの空気感をバルーンで共有するサービスです。

震災から2年

2年前のTwitterの様子は今でもよく覚えています。

突然の出来事で、一時はデマやガセが出回ったりしましたが、

その後はみんな落ち着いて、被害情報や原発情報が大半を占めるようになって、

なんだか気軽につぶやけない空気になってて、普段とは全然違うTLが数日つづきました。

そんな中で、わたしのTLにもたくさんの外人さんからの"pray for japan"がリツイートでまわってきました。

パフォーマンスとかじゃない、普通の外人さんからの普通のツイートがまわってきたりして、

改めて、Twitterは世界中のひととつながってるし、

インターネットは世界中のひととつながってるんだなと実感しました。

 

でも、しばらくして、こんなことを考えるようになりました。

たぶん、自分が触れられている"pray for japan"は、全部の"pray for japan"の一部でしかなくて、

他にもたくさんの人たちの"pray for japan"があるはずなのに、自分のところには届いてこないというか、

ネットワーク的にはつながってるんだから、検索すれば触れられるんだろうけど、

それだと言語も違うしよくわからないというか。。。

それに、

「つながってる」ってことと、「つながる」ことは微妙に違っていて、

あらためて考えると、普段、海外のひととは「つながってる」だけで、

全然「つながる」ことができてないのはなんだかもったいないなって。

こういうときだからこそ、つながることができたけど、

きっと普段もつながることができたら素敵なんじゃないのかなって。

自分が知らないだけで、他にもいろいろ理解したり、共感できたりすることが、

あるんじゃないかなって。

そんな思いもあって、震災から半年くらいして、ツワードを作り始めた訳です。

まあ、他にも動機はあるんですが、なんだかちょっと思い出したので書いてみました。

 

今日で震災から2年です。

Twitterで黙祷するなんて不謹慎だ、イベント化してるだけじゃないかなんて意見もありますが、

一番いけないのは忘れてしまうことで、何も考えないことで、

これだけTwitterが日常会話化してる今、そういう表現も普通なのかなと思います。

それを海外のひとが見つけて、(できればツワードでw)、

「あ、そっか、今日は日本の地震から2年経つのか」って思い出したら、

なんだかいいなと思ったりするわけです。

少なくとも、テレビのニュースで知るよりも、こころに響くんじゃないのかな。

まあ、今のところ、海外からのアクセスは少数なんですけどね笑

 

震災によりお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りするとともに、

被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。